immersedで仮想作業空間にdiveしてみた

はじめに

150cmくらいの高さがあるフェイクグリーンを買いました、ぶっかくん開発チームの阿部です。 最近引越しして部屋が広くなったのでインテリアやIoTの沼にハマりかけています。

今回はVRアプリ immersedを紹介しようと思います。

immersedとは

VR空間にワーキングスペースを作成するアプリで、多種多様な景色にマルチモニターを展開できます。 また複数人でのコラボレーションも可能で、オフィスのような空間に各人のアバターを投影したり画面共有などもできます。

どうなる?

早速ですが導入するとこんな感じになります。

※業務に関係するものが映らない様にグレーで塗りつぶしています

モニターの配置やサイズ、解像度は自分で自由に変更することが可能です。

また、手元を見るとわかる通りHMD(ヘッドマウントディスプレー)のパススルーを利用して現実を一部映す窓を作ることができるのでキーボードや飲み物を仮想空間に表示することが可能です!

飲み物を映すことで誤って倒すといった心配がなさそう

パススルー全てを映すことも可能で現実世界の景色にモニターを浮かべるといったこともできます!

メリット

マルチモニター

最大5枚までモニターを並べることが可能です。 サイズや解像度もそれぞれ設定が可能でした。

省スペース

仮想空間にモニターを投影するので当たり前ですが、机やモニターのスタンド・アームが不要なので場所を必要としません。

帰省や出先でもかなり良い作業環境を作ることができそうです!

集中できる

リモートワーク等で自宅で作業する時に机に関係ない物があるとそれだけで無意識に集中が削がれますが、仮想空間ならモニターと仮想景色だけなので集中しやすいと感じました。

デメリット

HMDの装着感

アプリ自体は関係ないですがHMDはやはり一定の装着感はあります。 PICO4は軽いのでそこまで気になりませんが機種によっては重すぎて頭や首が疲れるそうです。 (昔のOculusなどは長時間つけるには重いというレビューが散見されました。)

ちなみにですがimmersedから2024年にimmersedに特化したHMDが出るそうです! かなりコンパクトでかっこいいですね。これならサングラス感覚で掛けることができそうです。

www.visor.com

導入手順

用意するもの

必要なのは接続するPCとHMDです。 HMDは各社色々なものが販売されています。 モノによって片目の解像度や視野角、できることなどが違いますのでお好みの物を買いましょう。

接続するには

詳しい説明に関しては公式に譲るので簡単にします。 結論PCとHMDにそれぞれimmersedをインストールする必要があります。 PCは公式サイトから、HMDは各HMDをサポートしているストアからDLしましょう。

あとはPCとHMDを同じネットに繋げてそれぞれimmersedを起動し、チュートリアルをこなしてLet's dive to immersed !

あとがき

昨年にVR空間で作業したいと思いPICO4というHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を買いましたが、 その時点では作業アプリがMicroSoftから出ているVirtual Desktopしか対応しておらず、物理モニターの数しか仮想空間に投影できないので不便でした。

今回ブログを書くにあたってimmersedがPICO4に対応していたのを知って試しましたが、モニター以外は仮想の景色というのがなかなかに集中できる環境だと感じたので今後リモートワークの際の気分転換として利用しようと思います!

皆さんの作業環境作りのアイデアの一つになればと思います。