イタンジでは定期的にハッカソンを開催しています

横沢です、本日は通常業務をせずにイタンジハッカソンイベントを開催しております。

皆さんハッカソンって知っていますか? 私は名前を聞いた事はあったけども、やる&参加するのは本日が初めてという感じです。弊社CTOは以前からハッカソンを主催&経験しているので「マズイ感じになったら何とかしてくれるだろう」というスタンスで進めております。

ちなみに本日は弊社代表の伊藤以下数名が札幌で行われているインフィニティベンチャーサミットというイベントに参加&登壇(10:12頃登壇予定です、USTREAMするみたいなのでイタンジの事業に興味のある方は是非見てみてください!)している関係で、社内に人も少なくハッカソンをやるには最適な日程という事で第一回開催日として設定しました。今回のハッカソンでは私がすごーく作りたいと思っていたサービスを皆で一日で動くところまで作ろう!というテーマを設定しています。全体的なテーマとして一つのサービスを作るのですが、個々のエンジニアにおいては「objective-cでアプリ書けるようになりたい!」等、各々で目標となるテーマを設定しているようです。

なんでハッカソンなんてやってるの?という話ですが、自分の経験に照らし合わせてハッカソンを考えてみると、実はエンジニアにとってかなり必要&大事なのではないかなーと考え、定期的に開催しようと考えています。その理由は大きく分けて二つあります。

一つ目の理由としてましては、「組織として、個々人が大きな一歩目を踏み出すきっかけを作る」という事を考えています。多くのエンジニアが「XXXを作りたい!」とか「新しいXXXを勉強したい!」という欲求を持ってると思います。なら会社から帰った後に家でやればいいだろ、というマッチョな意見もあると思うのですが、そうそうマッチョだらけのエンジニアが揃うとも限りません。それに「新しく始めた事の成果が出るまでの最初の一歩」ってそれなりに大変さがあると思ってまして、土日丸ごと使えるとかならまだしも、平日夜の細切れにされた時間を集めてしっかり一歩目を踏み出すのはかなり難しいのではないかと感じています。その為に大きめな時間のバケットを組織的に用意して提供する仕組みというのはあった方が良いのではないかなーと考えています。

二つ目の理由ですが、「モチベーションや脳の鮮度を保つ」という事を考えています。なんだかんだ言っても、毎日同じ業務をやってるとやっぱり飽きてしまうと思うんですよね。または業務練度が高まってくるとそれはそれでマンネリ化したり、上手く回る事に満足してしまって更なるベタープラクティスを考えなくなってしまうという、歩みが止まってしまう状況に陥る事もあり得ます。そういう状況を防ぐ為にハッカソンという、敢えてちょっとやり辛い、言い換えると自分の基礎力が試されるような場面を用意するのは諸々の新鮮さを保つ上で必要かつ大事なんだと考えています。

これらの理由から考えると、例えばGoogleのように20%ルールみたいのが有れば良い、という気もします。ただ、20%ルールみたいな取り組みは高度に自己組織化された集団で無いとしっかり機能しないんじゃないかと思っています。ゆくゆくはこういう形にするというのもアリかもしれませんが、当面はハッカソンという形で月イチで無理矢理機会を作って行くのが良いんじゃないかなーと思って開催しています。

個人的な野望としまして、今回は本業のドメインに近いテーマを設定しているのですが、今後は本業ドメインからまるで離れたテーマを設定したり、社外の方をゲストとして招聘したり・参加を募ったり、何ならオフィスから飛び出してどっかの旅館に引きこもって数日間にわたって開催したり、とか色々と野望はありますw

イタンジでは「そんなハッカソンは生温い!俺なら優勝者にピザ一年分プレゼントを企画して凄いハッカソンを企画するぜ!」という異端児なエンジニアを絶賛大募集しています。#私は絶賛ダイエット中なのでハッカソン中でもピザは食べれません